パンタナルツアー

ブラジルのパンタナル：パンタナルは世界最大級の熱帯性湿地です。アメリカの沼沢地エバグレイズの10倍の大きさであり、パラグアイ川に流れ込んでいます。見逃せない冒険を求めて、トランスパンタネイラの荒野を二分する長く続いていく道へと、世界的に有名な野生動物のホットスポットに挑戦します。

ここでは、サバンナ、森林、湿地といった自然環境が混在するなかで、生き生きとした動物たちに出会うことができます。100種の鳥と多数の哺乳類が暮らしています。カピバラはいたるところで見つけられます。

ブラジルバク、タテガミオオカミ、オオアリクイ、オオカワウソそしてジャガー（このツアーではたくさん見られるでしょう！）の５種は、是非とも出会いたい動物たちであり、レア、コンゴウインコ、オニオオハシ、アカノガンモドキそしてヘルメットマイコドリもここで見られる貴重な鳥たちです。オオアナコンダは世界で一番大きなヘビで見られたらとてもラッキーである一方、カイマンの大群を簡単に見ることができます。このように多種多様な動物たちに出会えるパンタナルでは驚きと感動の連続です。

この旅では魅力的な牧場が宿泊先となるので、動物と自然に囲まれた素晴らしい体験が待っているでしょう。お昼には木陰で写真を撮ったり、スミレコンゴウインコとのんびりとした時間を過ごすのもいいかもしれません。

ブラジル、サンパウロ、グアルーリョス国際空港（ＧＲＵ）に到着です。この日は特別なアクティビティはないので、ゆっくりお休みいただいて長旅の疲れをお取りください。空港から20分ほどのところにあるホテルへ向かい、チェックインを行います。通常は正午以降のチェックインとなりますが、それよりも早い時間でのチェックインをご希望の場合は追加料金がかかります。また空港で預け荷物の受け取り、入国審査を終えて空港から出るまでには少なくとも１時間半かかります。早い時間帯でのチェックインをご希望でない場合、周辺はレストランなどが充実したエリアですので、そちらでチェックインまでおくつろぎください。

夜はウェルカムディナーをお楽しみください。ガイドも参加しますので、これから始まるツアーの話を聞くのもいいかもしれません。ブラジルの代表的なカクテル、カイピリーニャ（カシャーサというサトウキビのリキュール、砂糖、ライムで作られます。）もお試しいただけます。素晴らしい旅の始まりです！

ホテル：Hotel Matiz Guarulhos （夕食）

朝９時カンポ・グランデ空港へ到着し、地元のガイドと合流します。バンまたはミニバスでアグアぺ・ロッジへと向かいます。（所要時間はおよそ４時間です。）途中動物や鳥たちに出会えるスポットに立ち寄ります。到着後昼食となります。

お部屋のチェックイン後は終日バードウォッチングをお楽しみください。アカオヒメシャクケイ、コンゴウインコ、アオボウシインコ、クロガミインコ、オニオオハシ、シロキツツキ、マミジロオニキバシリ、オオアレチカマドドリ、クロムクドリモドキ、カンムリオオツリスドリ、ムラサキサンジャク、コウカンチョウ、他にも多くの種類の鳥たちを観察することができます。

その後夕食となります。

ホテル：Aguapé Lodge （朝食・昼食・夕食）

アグアぺはバードウォッチングには最高の場所であり、300種以上の鳥が生息しています。ロッジはカンポ・グランデから約195㎞、パンタナルの玄関口として知られるアキダウアナから60㎞のところにあります。２日かけて探検していきます。

サケビドリ、ボリビアウロコインコ、ハチドリ、オオ二オオハシ、メガネテンニョゲラ、シロキツツキ、アカユミハシオニキバシリ、ヘルメットマイコドリ、ヒズキンムクドリモドキは是非出会いたい鳥たちです。

早めの朝食後、サファリクルーズに出かけます。シロハラシギダチョウ、アオツラサギ、ズグロハゲコウ、サバンナノスリ、トラフサギ、クロハラトキ、ベニヘラサギ、スミレコンゴウインコ、アカユミハシオニキバシリ、オレンジムクドリモドキを見るチャンスです。

ロッジでの昼食後は、１日で最も暑い時間帯ですのでロッジでお休みください。その後再びサファリへドライブへ出かけます。日が暮れると、カニクイイヌ、アカハナグマ、カピバラ、アメリカヌマジカ、ミナミコアリクイ、カニクイアライグマ、カワウソといった夜行性の動物や、オオタチヨタカ、メガネフクロウ、タテジマフクロウ、オオヨタカ、ハサミヨタカといった夜鳥に出会うことができます。

ここではオオアリクイを見る絶好のチャンスです！ガイドはお客様が彼らと出会えるように最大限の努力をしますので、幸運を祈ってください！

その後夕食となります。ご希望であれば地元ガイド同行のもと釣り体験のオプショナルツアーも可能です。　　　　　　　　　　　　　

ホテル：Aguapé Lodge （朝食・昼食・夕食）

早めの朝食後、この日もバードウォッチングに出かけます。オオハシブトオニキバシリ、ボリビアウロコインコ、ズグロハグロドリ、チャミミチュウハシ、アカスズメフクロウなどの種が見られるでしょう。

午前中はアキダウアナ川でのモーターボートクルーズも行います。オオカワウソやミサゴノスリ、５種のカワセミ、アカオキリハシ、アオノドナキシャクケイといった貴重な鳥が生息しています。

昼食を終えて、カンポ・グランデに戻りホテルのチェックインを行います。その後nesterar というコンゴウインコとサギにスポットを当てた場所を訪れます。

ホテル：Campo Grande

（朝食・昼食・夕食）

国内線でクイアバへ到着したら、パンタナルの北側での冒険が始まります！南へ車で移動すると、パコネへと続く有名な

パンタナルの道に着きます。そこでシュラスケリアなどブラジルの伝統料理をお召し上がりください。

タンザニアの有名なセレンゲティ国立公園にも匹敵する野生動物スポットである、トランスパンタネイラの道を進んでいきます。

宿泊先はパコネから10㎞のところにあるPousada Piuvalです。ここはトランスパンタネイラで最初にできたロッジです。7000ヘクタールの敷地内に20の客室があり、家族経営の小さなロッジです。チェックイン後散歩に出かけます。暑い日にはぴったりのプールも併設されています。

ホテル：Pousada Piuval（朝食・昼食・夕食）

農場での景色を楽しんだあと、トランスパンタネイラの南へ出発します。アカシカ、アメリカヌマジカ、カニクイアライグマ、レア、アカハラシャクケイ、ハゲガオホウカンチョウ、他にも多種多様な鳥たちを見ることができます。橋の上からは、ミドリヤマセミ、ダイサギ、ナンベイアオサギ、アオアシトキ、パラグアイオナガカマドリなどが観察できホットスポットとなっています。

ヤシの森、アメリカのエバーグレイズを彷彿させるような広々とした草原を通っていきます。道端や水路にはベニヘラサギ、ハイイロトキ、ツルモドキ、ウ、サギ、カワセミ、そして彼らの捕食者であるカイマンがたくさんいます。７月にはコウノトリやシロエンビコウが見られます。

ポルトホフレのヤシの木にはスミレコンゴウインコが集まってきます。クイアバ側沿いにあるこの小さな町から小さなヨットに乗って、宿泊先へ向かいます。ヨット型ホテルになっていて、エアコンと専用バスルームが完備されています。川に浮いたホテルでは、より近くで自然を感じることができるでしょう。このホテルまでは毎日ボートで移動します。

船のキャビンで夕食をとりながら野生動物たちを見ることができます。もし天気が良ければ、美しい星空が広がります！

オプションで釣りツアーをつけることができます。

ホテル：船上のプライベートキャビン（朝食・昼食・夕食）

川の流れの音とコンゴウインコたちとともに目を覚ましたら、小さなスピードボートにのって、水辺に棲む有名なジャガーを探しに出かけます。彼らは泳ぎが得意で、泳いだ後は岸で横になって休んでいます。少なくとも1匹のオスまたはメスのジャガーに出会えるでしょう。運がよければ両方に出会えるかもしれません！

船上で昼食をとったら、少しの間休憩します。そして再びジャガー探しの冒険へ出かけます。この広いパンタナルでは数多くの野生動物たちが生息しており、1番の目的であるジャガーに出会うことができたら、クロハサミアザサシ、マダラゲリ、カンムリサケビドリ、カイマンを見つける時間ももうけることができます。

コミドリヤマセミ、アメリカヒメアシを探しに小川にも向かいます。

ホテル：船上のプライベートキャビン（朝食・昼食・夕食）

２日間パンタナルで最も野生動物たちが活発なエリアを満喫したあとは、再び北方面へへ来たルートを戻ります。同じルートでも、見られる動物はきっと全く違うでしょう。

Pixium川沿いにあるMato Grosso Hotelの近くでも多くの野生動物や鳥たちを見ることができます。

ホテル：Mato Grosso Hotel, Rio Pixium（朝食・昼食・夕食）

ブラジルコーヒーをお供に、朝を迎えましょう。この日はまだこれまでに出会えていない動物たちに会いに、サファリドライブまたはPixaim川でのボートクルーズを行います。ここはオオアリクイ、そしてバグに出会える絶好のスポットです！

その後クイアバに車で戻ります。その間めずらしいイグアナたちが見られます。途中Gallery Forest  habitatに立ち寄ります。歩きながら様々な種類の鳥たちを探しましょう。

夕食にはピラニアや地元のお肉を使った、ここブラジルならではのお食事をお楽しみください。

ホテル：Moto Grosso Hotel, Pixaim River（朝食・昼食・夕食）

最後にパンタナルのがたがたとした道を通ってクイアバへ戻ります。

夜のサンパウロへのフライトに間に合うようにクイアバへ到着する予定です。フライトは午後４時以降となる見込みです。適切な時間のフライトがない場合、深夜のフライトでグアルーリョス空港を経由するか、クイアバへ宿泊し翌日出発することもあります。