プエルト・ピラミデス:
この半島で唯一、人が住んでいる町は観光地であるプエルト・ピラミデスです。周囲のピラミッドのような岩石によってそう呼ばれており、約500人の居住者がいます。またホイールウォッチングのベース地でもあります。この湾には繁殖をしに多くのミナミセミクジラがやってきます。ホイールウォッチングの時期は6月~12月です。
プンタ・ノルテ:
半島の北東にあるプンタ・ノルテはオルカアタックで有名な場所です。オルカアタックとは、2月~4月にかけてシャチが海から砂浜に乗り上げてオタリアの赤ちゃんを襲うことです。この光景は珍しく、期間中でも中々見られるものではありません。プンタ・ノルテでは、オルカアタックだけでなくパタゴニアン・フォックスやアルマジロも見られるかもしれません。
プンタ・ローマ:
何百頭ものオタリアが生息しており、至る所に寝そべっている光景を目の当たりにします。
また、ここはマゼランペンギンの営巣地もあるので、何百匹ものマゼランペンギンを観察できます。
プンタ・デルガーダ:
半島の南東にあるプンタ・デルガーダは、ゾウアザラシとオタリアのコロニ―があります。
崖の上には、海が見渡せる20世紀初めに建てられたアルゼンチン軍の古い灯台があります。また、動物を間近にみるには最適な場所と言われています。