1901年12月14日に、ノルウェー人探検家ロア-ル・アムンセンが人類で初めて南極点に到達しました。
それからというもの、我々人類を魅了し続ける南極大陸へ、ロマン溢れる大冒険の旅へご案内いたします。
南極は、地球上の南極点、南極地図もしくは南極点を中心とする南極大陸およびその周辺の島嶼・海域などを含む地方を言います。
なお、1961年6月に発効した南極条約により、南緯60度以南の領有権主張は凍結(2007年現在、一部の国が現在も領有権を主張している)されており、軍事利用、核実験なども禁止されています。南極大陸は歴史上一度も人間が永住したことのない唯一の大陸です。 南極は、日本の約33倍。全世界にある氷床の90%がここに集まっています。平均気温マイナス10度で内陸部はマイナス55度にも達します。そこには、ペンギン、クジラ、アザラシなどが生息しています。また、南極には10ヶ所以上の火山もあります。
面積:14,000,000 km²
最高地点:ヴィンソン・マシフ、海抜4,897m
気候:亜寒帯から寒帯
年平均気温:-10.6℃(昭和基地)
南シェトランド諸島:
ドレーク海峡を越えると南極の北に位置している南シェトランド諸島があります。諸島の中で一番大きい島がキング・ジョージ島。この島の南には多くのペンギンを見ることがきるアイチョー島がありヒゲペンギン、マカロニペンギン、などが見られます。リビングストン島では、ジェンツーペンギンやアザラシなど、ハーフムーン島ではゾウアザラシ、ジェンツーペンギン、ヒゲペンギンなどが見られます。
デセプション島:
直径12kmの海底火山火口にある島。
ここでは、世界最南端の温泉を楽しむことができます。黒砂の浜辺は火山の熱で温められ、硫黄の蒸気で覆われています。
パラダイス・ベイ:
南極半島の自然港で、ここではエンジンつきのボートに乗ってクジラを追いかけるなど、大型の海の動物との遭遇があります。クジラやシャチなどの巨大な美しい姿を見ることができます。
ピーターマン島:
細長いこの島は、両脇を氷河の岸壁の間を進んでいきます。氷河の美しさや、アデリーペンギンやゼンツーペンギンなどが見られます。冒険家たちが残した十字架や小屋なども島で見ることができます。
南極の短い夏の間の11月から3月にかけてウシュアイアから南極へのクルーズツアーがでており、10日間から20日間のクルーズがあります。
11月末から3月はじめにチリのプンタ・アレーナスからは、観光のフライトも出ています。プエルトウィリアムスを経由してレイ・ホルヘ島へ。
※南極へ行くには手続きが必要です。環境保護に関する南極条約議定書に基づき南極へ行くには、事前に日本の環境省への確認申請または届出が必要になります。現地からのツアー参加も同様です。