-トリニダーについて-
1988年、世界文化遺産に指定されました。キューバ南部の植民都市・トリニダーは早くからスペイン人によって開発され、奴隷と砂糖貿易の中心地として栄えました。大航海時代にヨーロッパに広まった紅茶やコーヒーに砂糖を入れることが流行し、砂糖の生産は労働力となる奴隷貿易とともに一大産業になっていたのです。郊外のロス・インヘニオス渓谷はサトウキビ畑が広がる地で、今も奴隷達が働いていた砂糖工場が残ります。
19世紀に奴隷制度が廃止され砂糖相場は暴落、続く戦乱で街は衰退しましたが、街並みは植民地時代の雰囲気をそのまま残しています。
徒歩でのんびり一周しても30分位で回れる位こじんまりとした可愛らしい街並みで、所々のストリートにお土産物の屋台が並んでいます。
アーチ型が美しいアンコンビーチ(Ancon Beach):
トリニダードの町からタクシーで10分程行ったところにある、静かでのんびりした雰囲気のビーチ。
ビーチフロントには3件程リゾートホテルがある他、スノーケリングや、ボートで沖まで行く事ができる。
マヨール広場(Plaza Mayor):
トリニダーの町の中心にある広場。かつては奴隷の売買が行われていた広場でもありますが、今ではただただ長閑な雰囲気が漂っています。トリニダーは小さな石畳の街並みなので、スニーカーなど歩きやすい靴がお勧めです。
バジェ・デ・ロス・インディオス(Valle de los Ingenios、先住民の谷):
植民地時代に大規模なサトウキビプランテーションがあった場所で、世界遺産にも登録されています。
自然豊かな谷の景色を展望台から眺める事が出来ます。
トリニダーから列車で行くことも出来、かつては奴隷の監視塔として使われていた高台からの景色は圧巻。
駅の近くにはお土産物屋さんも多いので、ここでお土産を買うことも出来ます。
今では使われなくなった列車などがそのまま放置されていて、
当時のサトウキビ栽培の繁栄の歴史を今に伝えています。
サンフランシスコ修道院 (Convento de San Francisco de Asis):
1階は博物館とお土産物屋さんになっている町のランドマーク的存在の修道院。
入場料を払って展望台に行くと、トリニダーの街並みを上から眺める事が出来ます。
トリニダーは夕日が美しい事でも有名なので、夕方にかけていくのもお勧めです。
IBEROSTAR Grand Hotel Trinidad ★5
(イベロスター・グランドホテル・トリニダー )
メイン広場の目の前にあり、町で一番格式の高いホテルで、パーソナライズされたサービスを提供しております。
トリニダーのホテルは、郊外に位置するものが多いですが、このホテルはバスターミナルから歩ける距離にあり移動も便利です。
15歳以下は宿泊不可のこのホテルは豪華さと伝統、歴史、文化が完璧に調和した空間を提供します。
客室は、ダブル(バルコニー付き/テラス付き/公園ビュー付き)、ジュニアスイートがございます。
各部屋には、エアコン、専用バスルーム、ミニバー、セーフティボックスを備えています。
Brisas Trinidad del Mar ★4
(ブリサス・トリニダー・デル・マル)
町の中心から数キロ離れたアンコンビーチ沿いに位置するリゾートホテルで、オールインクルーシブ。
トリニダーの町は30分もあれば一周出来る大きさなので、ビーチも楽しめるホテルにステイして昼間に観光を楽しみたい方には非常にお勧めのホテルです。ホテル内はカラフルなトリニダーの町をミニチュアの様に再現しており、町の様な造りになっています。
ビーチサイドのステージでは昼間も定期的にバンドやダンスなどのイベントが行われたり、夜は大規模なダンスステージを無料で楽しむ事が出来ます。