巨大な塩の平原が360度見渡す限り続くウユニ塩湖は、面積10,852平方kmで標高3,692mの場所に位置します。 遥か昔海底に眠っていた塩の層が、アンデスの形成により地上に出現してできたのがウユニ塩湖です。 東西に走るアンデス山脈に囲まれた平原に突如現れる白い野は、訪れた人のみが堪能できる美しさは、まさに人類の秘密の場所といえます。
日中は30度ほどの気温で湿度もないため快適ですが、夜は-5度まで下がるのでしっかり防寒対策をしてください。12月から3月の間が雨季で地表から数センチほどの水の層ができ完全に平らな水面、世界の全てを映し出す巨大な鏡が現れます。
ここはまさに世界で唯一空を歩ける場所
雨季になると表面に薄く雨水が張り、太陽の光と反射して鏡のようになったその光景はこの世のものとは思えない神秘的な景色です。世界の中で空を歩けるのはここ、ウユニ塩湖だけです。
刻一刻と変化する360度のパノラマ
ウユニ塩湖は「天空の鏡」だけではありません。さえぎるものがない360度のパノラマでは太陽が昇り、沈むまで様々な世界を見ることができます。それはまるで人の一生を表現しているような幻想的な感覚です。
コルチャニ村:
お土産屋が何軒もあり、ここではウユニ塩湖で作られた置物やウユニ塩湖で採掘した塩などを買うことができます。
列車の墓:
昔、鉱山や塩を運んでいた機関車や貨物列車が放置された場所です。
まるで錆びた列車が歴史を語っているような風景が一望できる人気観光地となっております。
インカワシ島:
ウユニ塩湖に浮かぶインカ・ワシ島はウユニ塩湖にある32の島の中で最も大きく唯一観光客に開放している島です。島には日本では見たことのないサボテンが数千本生えており不思議な光景です。入場料を払うと、島を上ることができ頂上からは、一面真っ白な塩湖を見渡すことが出来ます。日差しが強いので帽子・サングラスは必需品です。
ラパスからウユニへ行くのは専用車での移動が一番のお勧め。雨季の時期は、バスや電車などの遅れなどが起こる場合があります。 4WDなどの専用車で乾季の場合、約8時間から10時間。雨季の場合は、約10時間から12時間の移動になります。
大型の観光バスが毎日運行しています。お勧めのバス会社はTodo Turismo(トド・トゥリズモ)です。道路状況や季節によって変わりますが、乾季の場合、約10時間から12時間。雨季の場合は約12時間から16時間かかります。ラパスからは20時発、ウユニからは21時発になります。雨季の場合は、運行していない場合もありますので確認が必要です。
Todo Turismo
URL:www.touringbolivia.com
営業時間:8時から20時まで
定休日:なし
ラパスとウユニの間にある都市、オルーロから出発します。
ここからウユニまで電車があり、エクスプレソ・デル・スルとワラ・ワラ・デル・スルの2社が運行しています。
オルーロとウユニ間の電車
エクスプレソ・デル・スル社 は火、金に運行しています。
オルーロ 14時30分発 ウユニ 21時20分着
ワラ・ワラ・デル・スル社は水、日に運行しています。
オルーロ 19時00分発 ウユニ 翌日の午前02時20分着
ウユニとオルーロ間の電車
エクスプレソ・デル・スル社は木、日に運行しています。
ウユニ 00時05分発 オルーロ 07時10分着
ワラ・ワラ・デル・スル社は火、金に運行しています。
ウユニ 01時45分発 オルーロ 09時10分着
スクレは、ボリビアの南部に位置している街で、ポトシよりも標高が低く2750mの場所にあります。
行政機関が沢山集まっているのでボリビアの政治的首都といえる場所です。
コロニアルの雰囲気が色濃く残る場所で、町の中心地の細い道などはスペインと間違えるくらいの場所です。1839年にボリビアの首都になったときに、南米の革命の指揮をとったアントニオ・ホセ・デ・スクレの名前をとり現在のスクレの名前がつきました。その後、1898年に政府はラパスへと異動することになりました。
スクレからウユニまでは約377 kmの場所にあります。スクレからウユニ塩湖までの道はアスファルトで舗装されているため、約9時間で到着するので、ラパスからスクレまで飛行機で行き、スクレからウユニ塩湖まで行くこともできます。
バス
スクレからウユニまでは377 km。バスでおよそ9時間の場所にあります。
スクレからのバスは直行便がなく、毎回ポトシ経由の運行になります。
ボリビア南部に位置する街で、人が住む都市としては一番高い標高約4000mの場所にあります。ウユニスペイン植民地時代の面影が色濃く残るこの場所は、鉱山で栄え世界遺産にも登録されています。1546年に鉱山の町としてその名を広めます。多くの人々が鉱山で莫大な富を手にすることになりました。この標高4000mもの高さがある場所に当時20万人以上の人々が暮らしていたといわれています。スペイン植民地時代、7000トンがスペインに渡り当時スペインの銀のほとんどがポトシで採掘されたもとだといわれています。その後、19世紀に独立運動が活発化になり略奪などが横行し価値あるものは全てヨーロッパへと持ち出され町が衰退し人々もこの土地を去ることになりました。 ポトシからウユニまでは約208 kmの場所に位置しています。
バス
ポトシからウユニまで208 km。バスでおよそ6時間ほどの場所にあります。
El Emperador(エル・エンペラドール)社から毎日バスが運行しています。午前一便、午後一便があります。
※ESTA:アメリカを経由する際、予め ESTA の申請が必要です。これはアメリカ合衆国がテロ防止などの観点から平成21年から短期滞在のビ ザを免除しているすべての国々を対象に義務化している電子渡航認証システムです。(アメリカから国外へ乗り継ぐ場合も ESTA が必要)
高山病(山酔い)とは 高山病は気圧が低く酸素の薄い場所にいることで体が低酸素状態になり、体の具合が悪くなることをいいます。
標高 3600m以上の高 さに急に登った時に発症しやすく、2400m程度から兆候が見られる人もいます。
発症の有無は個人差が大きく、年齢・高山経験などに関 係がありません。到着日に活発に動き回ったり、到着後 1 週間は過激な運動は避けてください。
症状: 頭痛に加え、全身疲労感・食欲低下・吐き気・立ちくらみ・脱力感・不眠などが主な症状です。
症状が現れるのは遅く、高地に到着後4時間~12 時間後にみられます。
予防・治療方法: 高山病を防ぐにはゆっくりと徐々に高所に順応させながら登り、苦しくなったら酸素吸入をして無理をしないことです。症状がひどい または、持続する時は少し(300m~500m)でも下山し気圧を上げると楽になります。
低酸素状態による神経の緊張で血流が悪くなり、顔や手がむくむこともあります。水分を沢山摂取し利尿作用を促進することが改善策です。
HOTEL DEL SAL LUNA SALADA(ホテル デル サル ルナ サラダ)
Salar de Uyuni, 9999 Colchani, Bolivia
一生涯で心に残る体験を。
ウユニ塩湖で作られた塩のブロックをひとつひとつ重ねて作られたホテルは、他では決して体験できない特別な場所です。まるでお伽話に入り込んだかのような世界・・・滞在は快適ですばらしいものになること間違いありません。
ホテルは、コルチャニと呼ばれる地域(ウユニ塩湖の入り口付近)にあります。目の前にはウユニ塩湖が広がり心に残る情景を独り占めできるのがこのホテルの見どころ。是非、ウユニ塩湖を訪れる際はこちらに宿泊されてみるのはいかがでしょうか?
※雨季の11月~3月はすぐに予約で埋まってしまうのでお早めのご予約をお勧めいたします。
客室
Salt Hotel&Spa Luna Saladaの全客室は、静寂さ、プライバシー、そして偉大な景色を最大限に活用し、長い一日の探検の後に完全にリラックスできること保証するように設計されています。ホテルでは、毎日の日常から離れるために客室にはテレビを置いていません。それぞれの部屋は、ウユニ塩湖で採れる塩で作られた特別な部屋で全室、プライベートバス、デスク、ヒーター、お湯(24時間)、そして広々とした空間。シングル、ダブル、トリプル、ファミリー用のスイートがご利用できます。10歳未満のお子様全員 常設ベッド利用の宿泊は無料です。2歳未満のお子様1名 ベビーベッド利用の宿泊は無料です。
Hotel Cristal Samaña(ホテル クリスタル サマーニャ)
Colchani, 4 Km ingresando hacia el salar de Uyuni, Colchani, Bolivia
クリスタル・サマーニャは広大な塩湖の畔の一番近くに建っているホテルです。
このホテルはボリビアで唯一、ボリビア式の風水に準拠して建てられたユニークなホテルでもあります。エネルギーのバランスを司ると信じられているコカの葉をモチーフとした彫刻がホテルの各所に配置され、床や壁、室内に彫られている彫刻の数々もアイマラ族の占星術で信じられている動物や鳥達が刻まれています。また、柱などの重要な建築材にも神聖な木材を使用しており、ホテル全体に自然のバイオエネルギーが行き渡る様に設計されています。レストランは2階に位置し、塩湖近くのパノラマを楽しむ事が出来る様、全面大きな窓で明るい造りになっています。
客室
部屋のタイプはシングル、ツイン、ダブル、トリプルルームと分けられています。各部屋には暖房、専用バスルーム、ミニバー、セーフティボックス、電気毛布、テレビ、220Vのコンセントが備えられています。
Hotel Palacio de Sal (ホテル パラシオ デ サル)
Orillas Salar de Uyuni, olchani, Bolivia
このホテルは、1998年にフアン・ケサダ・バルダ(Juan Quesada Valda)と言う人物が先導して最初に建てた塩のホテルです。彼は世界で初めて塩のホテルを造ったパイオニアでした。彼はそのホテルを「パラシオ・デル・サル=塩の宮殿」と名づけ、ここを訪れた旅行者が塩湖の自然と景観、周りの環境の全てを楽しむ事が出来る様、壁も、天井も、テーブルも、イスも100%塩で造る事に拘りました。その後、2004年に増えてきた一般の旅行者のご要望にお応え出来る様なクオリティになる様リニューアルして再オープンしました。 今では4500平方メートルの敷地のモダンな仕様のホテルへと生まれ変わって営業しています。
客室
スタンダードが21部屋、VIPルームが9部屋、そしてスイートルームがございます。
全て塩のブロックで造られたお部屋で、全室に専用バスルーム、温水シャワー、ヒーターが備わっております。
Jardines de Uyuni
(ハルディネス デ ウユニ)
Av Potosí 113, Uyuni, Bolivia
Jardines de Uyuniは、アンデスの特徴活かした現代的かつ快適さを備えた新しいホテルです。ホテルは、ウユニの駅やバスターミナルからわずか400mのところに位置しており、ウユニ塩湖へ行く旅行者にお勧めのホテルです。全25部屋ありタイプはダブル、ツイン、トリプルがございます。各部屋に、暖房、専用バスルーム、テレビ、Free Wi-fiが備わっています。
Hotel de sal Casa andina
(ホテル デ サル カサ アンディーナ)
Avenida Potosi #61 entre Calle Ayacucho
ウユニの中心部に位置するHotel de Sal Casa Andinaは、アンデスの装飾と塩のブロックで造られた内装が特徴の新しいホテルです。客室は、モダンテイストで落ち着いた雰囲気の空間でお客様に安らぎのひと時を提供いたします。各部屋には、暖房、専用バスルーム、テレビ、クローゼット、Free Wi-fiが備わっております。
Hotel Samay Wasi
(ホテル サマイ ワシ)
Av. Potosi 965, Uyuni, Bolivia
Hotel Samay Wasi UYUNIは、ウユニの町にある、地域の発展やビジネスや観光の活動を促進に専念しているホテルです。 最高の快適さ、3つ星クラスの品質そして非常にパーソナライズされたサービスをを提供します。
客室のタイプは、シングル、ダブル、トリプル、ファミリーとございます。各部屋には、専用バスルーム、テレビ、机、Free Wi-fiを備えております。