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スクレ

- ボリビアの憲法上の首都 スクレ -

-スクレについて-

1545年、ポトシで銀山が発見された後、スペイン人入植者たちはスクレで銀を管理するための町として発展させました。また過ごしやすい気候もあり町は次第に重要な場所になっていきました。スクレはボリビアの憲法上の首都(事実上の首都はラ・パス)ですが現在は最高裁判所があるだけで、その他の国家機関はほぼラ・パスに集まっています。ここには、町並みの美しさから世界遺産として登録されたコロニアル様式の白で全統一された建物を見ることができます。建物は白色に塗ることは条例で決まっているようです。そんな白壁の町並みが印象的なスクレをご紹介いたします。

スクレの見どころ

5月25日広場:
スクレの中心である広場です。広場の中心には、初代大統領、ホセ・デ・スクレの像が立っています。広場の名前である5月25日はボリビアがスペインからの独立を表明した日です。ここ、スクレは今あるボリビアの歴史が始まった重要な場所です。

自由の家:
自由の家はスペインから独立宣言文の調印が行われた歴史的な場所です。中へ入ると中庭があり、1階は博物館で、一刀彫で重さ約4トンの南米独立功労者である、シモン・ボリーバルの像が置かれています。またボリビア歴代大統領の肖像画も並んでいます。

カテドラル:

Plaza de 25 de mayoに面してそびえ立つ大きな時計塔が目印のカテドラルはスクレのシンボルでもあります。カテドラル内には宝石や貴金属を身に着けた聖母マリア像が置かれたおり、それを一目見ようと絶えず人が訪れています。また博物館が併設されており貴重な宗教画などの展示品が並べてあります。

ラ・メルセー教会:
この教会はボリビアで最も美しいと言われている教会です。金箔をふんだんに使用した祭壇は息をのむ美しさです。
屋上へも上ることができ、そこからはスクレを一望することができます。

アスール織物芸術民族学博物館:
昔、スクレを含むチュキサカ県北部の地域は、織物文化を生み出しており女性だけではなく男性も織物を織る習慣があります。ここでは織り手不足で滅びつつあったタラブコやスクレ周辺の村で織られた織物が展示してあります。村ごとに違った特徴がある織物を見ることが出来ますし、販売もしているので購入可能です。織物博物館で売られてある織物は少し高いですが質は最高級のものと言われています。

 

スクレ郊外の見どころ

カル・オルコ:

様々な恐竜の足跡を観察することができるボリビアの観光名所の一つです。恐竜の足跡化石群としては世界最大級で、なんと5000個以上の足跡が残っていると言われています。スクレから車で15分ほど走ったところにあります。また近くにパルケ・クレアティコという恐竜パークがあり園内に入るとたくさんの恐竜が迎えてくれます。

プチ情報


(写真はイメージです。)

スクレは、隠れチョコの街と言われていて、チョコレート屋さんが数多く並びます。
その中でも長年人気を集めているお店が「Para ti Chocolates」で、甘すぎず濃厚なチョコレートが人気の理由です。
またチョコを一粒から買うことができます。種類も豊富でお土産にも最適です。

スクレへの行き方

 
ラ・パスからアマソナス航空・ボリビア―ナ航空等が1日に4~5便就航しております。値段は時期によって変動いたします。

スクレのホテル

La Villa Antigua (ラ ビジャ アンティグア)★★★☆☆
Calvo 237, Sucre, Bolivia

  

La villa antiguaは1860年に建てられた美しい大邸宅で、バルコニーからはロマンチックな景色やボリビアの白い町のパノラマビューを楽しむことができます。このエレガントな建築は、最初の自由主義の叫び声が聞かれた場所でもあった南アメリカ大陸で最も古い都市の1つ、スクレの植民地時代の歴史を表しています。

客室
全部で24部屋あり、シングル、ダブル、トリプル、スイートと分けられています。
Hotel Villa Antiguaのエレガントな客室には、蜂蜜色の木製の床と合わせた家具が備わっており柔らかい装飾が部屋に落ち着きのある美しさを与えます。旧市街とサンタクララ博物館を望むテラスもあります。バスルームは、広々として快適です。