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Salvador da Bahia サルバドール・ダ・バイア

ブラジルの北東部、大西洋側にある港都市Salvador de Bahiaサルバドール・ダ・バイアを紹介します!ブラジルで3番目に大きい都市であり、アフリカ文化の影響を強く受けていることでも知られています。教会がたくさんあることから「黒いローマ」とも呼ばれていますが、一番の見所はなんといってもパステルカラーがかわいらしい街並みです💞今回はそんなサルバドール・デ・バイアの街並みと建築に絞ってお伝えしていきたいと思います🇧🇷

Pelourinho/ぺロウリーニョのコロ二アルな街並み

サルバドールの街歩きを楽しむためには、その歴史を知る必要があります。サルバドールは中心的な寄港都市として栄え、1549年から1763年の約2世紀の間はブラジルの首都でもありました。旧市街のペロウリーニョの街並みの美しさの背後には、奴隷貿易によってアフリカから連れてこられた奴隷によって建設されたものであるという事実があります。ペロウリーニョとは、奴隷などを処刑する道具を意味し、地名そのものもサルバドールの歴史を物語っています。

ペロウリーニョは、現代に至るまでその街並みが大切に保護され、ユネスコの世界遺産にも登録されています。石畳の通りには歴史ある建物や教会が並び、パステルカラーに彩られています。バロック式の教会 Igreja e Convento de São Franciscoや、かつて政府の建物として使われていた Palacio de Rio Brancoは必見です。砲撃や火事を経験し、過去数百年で度々改装が繰り返されてきましたが、それによって今では魅力的な街となっています。もしサルバドールの歴史を身近に感じたければ、 Fera Palace Hotelに滞在するのがおすすめです!

Elevador Lacerda/ラセルダ・エレベーター

サルバドールは旧市街や市庁舎がある「上の街」と港がある「下の街」の2つに分かれます。その二つをつなぐのが、この1800年代半ばに建てられたエレベーターです。移動手段としてでなく、アート・デコ・デザインとしても名高いものです。高さは72メートルもあり、一番上まで1分以内で到着してしまいます。そしてそこから見渡せる街全体の景色はとてもすばらしいものです。

Farol da Barra/バーラ灯台

サント・アントニオにあるバーラ灯台は、南米で最も古い灯台であり、多くの観光客が訪れています。ここからはどこまでも海岸線が続く景色が見られ、併設されている博物館ではその地域の歴史を学ぶことができます。

サルバドールの教会

ブラジルのカトリック人口は1億3000万人にものぼり、その数は世界最大になります。なのでサルバドールに様々な形の教会があったとしても不思議ではないでしょう。バシリカ大聖堂は世界でも名高い聖堂です。広大な天井、金色に飾られた内装、保存状態のよい芸術作品はなかでも見所となっています。また Igreja da Ordem Terceira de Nossa Senhora do Rosário dos Pretosは、日中は砂糖畑で働いていた奴隷たちによって、夜間に建てられた教会です。パステルブルーの外観が目を惹くこの教会では、サルバドール社会の歴史を感じられるとともに、すばらしい芸術作品や彫刻品を見ることができます。カトリック信者でなくても、色々なサルバドールの教会巡りを楽しむことができます!

Casa do Comerico

サルバドールにあるのは歴史的な建築物だけではありません。このCasa do Comerico(商業の家という意味です)は、1980年代後半に建てられ、その革新的なデザインから建物自体が芸術作品になっています。食事や景色を楽しめるレストランや劇場があり、人々の生活の一部となっています。

いかがでしたか?かわいい街というとヨーロッパなどを想像しますが、南米のブラジルにもこーんなにパステルカラーが素敵なかわいい街があるんです😊サルバドール・ダ・バイアには、この街並み以外にも美しいビーチやマーケット、2月にはカーニバルなどたくさんの魅力があります!この記事で、少しでも知っていただけたら嬉しいです💗