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サンタクルス島

サンタクルス島

サンタクルス島には、ガラパゴス諸島でもっとも人口の多い港町プエルト・アヨラがあります。また、街から歩いて1kmほどの場所にはチャールズ・ダーウィン研究所があり、高地では野生のゾウガメにも出会うことができます。
この島はガラパゴス諸島の中で二番目に大きな島になり、島々の橋渡し的な役割を担っています。プエルト・アヨラは南東に位置する港町で、島の経済の中心地です。四つの有人島の中では最大の人口(約22000人)で主に観光地として栄えています。

基本情報

公式名:Isla Santa Cruz

英名:Indefatigable Island(インディファティガブル)

面積:984㎢

最高標高:864m

生物:ベニタイランチョウ、オオハシカッコウ、ゾウガメ、グンカンドリ、ウミイグアナ、リクイグアナ、ガラパゴスアシカ、ウミイグアナ、ペリカン、アオアシカツオドリ、フィンチ類、マネシツグミ、ヨウガンゴイサギ、ヨウガンカモメ、ヨウガントカゲ

地質:この島は、二つのものから成り立ちます。比較的新しいものは、たくさんの円錐状の溶岩石と黒色の溶岩から形造られたもので、古いものは狭く10マイル北東に続き海底からの隆起によって作られています。

サンタクルス島の見どころ

プエルトアヨラ:
 
ガラパゴス諸島最大の街です。バルトラ島に到着した観光客の大部分はこの街まで来て、港に停泊しているクルーズに乗り込んだりホテルにチェックインをします。海岸沿いのメインストリートにはピックアップトラックタクシーが走り、スーパー、レストラン、バー、ネットカフェ、ホステル、お土産屋が立ち並びます。プエルト・アヨラには、ガラパゴス国立公園管理局本部とチャールズダーウィン研究所があります。

 

 

チャールズダーウィン研究所:
 
ダーウィン研究所1964年に設立されました。ここでは、ゾウガメ・陸イグアナの飼育場を公開したり、自然史展示館や、ガラパゴス諸島の保全を後押しする教育プロジェクトが施されています。ピンタ島最後のゾウガメで研究所のスター的存在だったロンサムジョージは2012年に亡くなってしまいました。

 

 

ブラックタートルコーブ:
  
ここはサンタクルス島固有の生物が沢山生息している入江で、とても狭くて小さな海峡があり、水辺はマングローブで覆われています入江に入っていくと、アオアシカツオドリやブラウンペリカン、アジサシ、ミヤコドリ等の海鳥達が岩の上で魚や小さなカニを探している姿が見えてきます。
このポイントでは上陸はせず、小さなボートの上からそんな生物の様子を観察します。ボートから直接海へ飛び込みシュノーケルも可能です。 潮が引いたとき運が良ければ、ボートの上からサメやウミガメ、エイ等を見つける事が出来るでしょう。マングローブに覆われた入江が、これらの海の生物を守り育てています。

 

 

バチャスビーチ:

ラス・バチャスは、白い砂浜サンゴビーチが広がります。またウミガメの産卵期には産卵場所にもなります。ビーチの名前は第二次世界大戦の名残で、どうやら、地元の人々が米軍の言っていた “Beach of the barges” と呼ばれるもの発音できなかったことに由来します。代わりに、地元の漁師などはビーチを”Las Barchas” や “Las Bachas”と呼ぶようになりました。このビーチには米軍のBarges(土運船)の残骸が今も残っています。

 

 

プンタカリオン:

ここは島の北部に位置するビ-チです。バルトラ島とはイタバカ運河で隔てられ、様々な海洋生物が集まるポイントとなっています。小さなボ-トから直接飛び込んでシュノ-ケリングを楽しむことが出来ます。
運が良ければサメやウミガメと一緒に泳ぐ事も出来ます。

 

 

サンタクルス島高地:

プエルトアヨラから45分程バスに乗って高地に向かいます。
高地はプエルトアヨラの街の北西に位置し、ここでは自然保護区の中にいる野生の状態のゾウガメを見る事が出来ます。この巨大でのんびりした爬虫類がガラパゴスの名前の由来になりました。彼らの体重は大きい物で250~300㎏もあり、150~200年生きると言われています。また、森の中で偶然発見された約400mの溶岩のトンネルに入ることも出来ます。これは数世紀前の度重なる火山の噴火によってマグマが流れた道が冷えて出来たと空洞の自然のトンネルです。靴は、履きなれた運動靴で行かれることをお勧め致します。