Galapagos通信:ガラパゴス最新情報コラム

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ガラパゴスゾウガメ

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ガラパゴスで何が起こっているのか?様々なトピックをコラム形式でお届け!

『2010年ガラパゴス来訪者は17万3千人』
2011年2月28日 ガラパゴス国立公園ニュースより

前年2009年比6%増という分析結果が出た。 ガラパゴスニュース

国立公園事務局の発表によると、2010年ガラパゴスを訪れた旅行者は173,296人で、2009年度より6%増加した。

国籍別では、エクアドル人が36%(61,574人)、アメリカ人27% (46,093人)、英国人5%の (9045人)、その他140の国籍の人々となった。

観光客の申告によると、46%の人が国立公園の許可を得たクルーズ船に宿泊、44%の人がホテルを利用、7%の人が親類宅へ宿泊となっており、滞在先の不明な者はほんの数パーセントに留まっている。

また、そのうち135,377人がバルトラ島の空港から、36,839人がサンクリストバル島の空港から、そして139人がイサベラ空港から、それぞれ諸島入している。なお、残りの941人は、エージェントが運航するプライベート船で入港許可を得て入島した者である。

これらの情報は記入が義務付けられ、空港または港で各自が提出する入島管理カードによるデータに基づくものである。

『国立公園局、ロンサム・ジョージのパートナーを変更』
2011年1月23日 ガラパゴス国立公園ニュースより

エスパニョーラ島亜種の遺伝子は、ピンタ島亜種のロンサム・ジョージに最も近い。
*写真:エスパニョーラ亜種のメスガメが運び込まれる様子
ガラパゴスニュース

ガラパゴス諸島西部イサベラ島のウォルフ火山出身のゾウガメのメス2頭 は、1991年10月から、ピンタ島亜種最後の生き残りのオスガメ、ロンサム・ジョージの繁殖パートナーとして同じ囲いに入れられてきたが、このたび、エスパニョラ島亜種のメスガメ2頭と代わることになった。

ジョージの子孫を残すため20年前、ガラパゴス国立公園局(PNG)は、当時のハ虫類研究者の助言に従い、ウォルフ火山から2頭のメスガメ106号と107号を連れてきて、ジョージの囲いに入れた。当時はまだガラパゴスゾウガメの遺伝子研究はなされておらず、ジョージ(ピンタ島亜種)に形態的に最も近いとされたウォルフ火山亜種が選ばれた。

しかし最近、エール大学の協力によるガラパゴスゾウガメの遺伝子研究により、ウォルフ火山亜種は形態的には似ているものの、同じ檻に入れられていた106号と107号は純血ではなく交雑種であることが判明し、ジョージのパートナーとして最も適した個体ではないことが分かった。また同研究により、遺伝的にピンタ島亜種(ジョージ)と最も近縁であるのはエスパニョラ島亜種であることが分かり、より相性が良く、ピンタ島亜種のDNAを持つ子孫を残すためにより繁殖の可能性が高い同種が、パートナーとして選ばれた。

これまで20年間ジョージと檻を共にした106号と107号は、ウォルフ火山亜種とフロレアナ島亜種の交雑種(ハイブリッド)であることが分かった。フロレアナ島亜種は1世紀以上前にフロレアナ島から消えた「絶滅種」とされてきたため、106号と107号は、同様にフロレアナ島の交雑種と判明した7頭のゾウガメと共に、特別な囲いに入れられることになった。

エスパニョーラ島亜種のメスガメ2頭、7号と13号は、エスパニョーラ島ゾウガメ繁殖プログラムが始まって以来、ずっと飼育されてきた個体である。(注1:エスパニョ-ラ島のゾウガメは、一時期14頭まで減ってしまい、1960年代から繁殖プロジェクトが行われている。)現在既にジョージと共に飼育されており、この繁殖シーズンにジョージの子孫を残すことが出来るのでは、期待されている。

(注2:繁殖期は始まったばかりで、営巣期は6月後半に始まる。 ただし、檻に入れられたメスガメが、これまで同じ檻に入っていたエスパニョーラ島亜種のオスガメとの卵を産むことも考えられるため、誕生する子ガメのDNA検査も慎重に行われなければならない。

注3:一方2011年3月現在、ロンサム・ジョージの囲いの案内板の表示は「ウォルフ火山亜種」表記のままであり、誤解しないよう注意が必要である。)

ロンサム・ジョージは、世界でたった1頭生き残った、ピンタ島亜種ガラパゴスゾウガメで、サンタ・クルス島の国立公園内(ダーウィン研究所施設内)の「ファウスト・ジェレナ繁殖/飼育センター」で飼育されている。

『ガラパゴス海洋保護区管理委員会がロブスター漁を解禁』
2010年8月24日 ガラパゴス国立公園ニュースより

当該諮問機関が2010年9月1日から2011年1月31日までのロブスター漁解禁を決定した。
写真:資源のモニタリングを実施する公園管理官たちは、抱卵しているロブスターがいないか、またはメスの腹肢が切断されていないかを検査する
ガラパゴスニュース

8月20日の定例会議で、ガラパゴス海洋保護区参加型管理委員会(JMP)が承認した内容は以下である。

9月1日から翌年1月31日まで、ガラパゴスの漁師たちは、赤ロブスター(シマイセエビ;学名Panulirus penicillatus)と青ロブスター(Panulirus gracilis)を漁することができる。
赤ロブスターに関しては、尾の漁獲高が総計30トンに達するまでの制限が付く。青ロブスターに関しては、制限量は設けられない。

JMPのメンバーは、例年と同様の規則を適用することを決定した。

規則には、抱卵するロブスターの漁獲の禁止が明言されており、卵をかき出したり、腹肢を切断した兆候のあるもの全てが含まれる。漁獲が許可される最小のサイズは、全長26センチである。銛やガンを漁に使用することは許可されておらず、ガラパゴス国立公園内でキャンプを張ることも禁止されている。

漁をする漁師(その他関係者も含む)は国立公園局に登録されていなければならず、有効なPARMA(ガラパゴス海洋保護区伝統漁業漁師)許可証の原本の携行が必要である。

また各漁船は、国立公園発行の操業許可原本の他、海軍の許可原本の携行が義務付けられる。
2010-2011シーズンのロブスター漁は、ガラパゴス諸島全域に設置された同定の容易な彩色標識で区切られた、ガラパゴス海洋保護区合意のゾーニングに基づく、漁業許可区域または特別活用地域に限られる。

『フロレアナ島 ビジターサイトのメンテナンス』  
2010年8月24日 ガラパゴス国立公園ニュースより

エル・アシロ・デ・ラ・パス“天国”、この島でもっとも人気の場所の一つ
ラ・クエバ・デ・ロス・ピラータス“海賊の洞窟”へアクセスするための 本道のステップを整えた
ガラパゴスニュース
国立公園の技官と公園管理官が、観光管理の一環として、フロレアナ島区議会の支援を得て、ゾウガメ飼育場・淡水の泉・「海賊の洞窟」で構成されている、この島でもっとも人気のビジターサイトの一つ、「アシロ・デ・ラ・パス」のメンテナンスを行った。
・ゾウガメ飼育場;既存の散策路再整備とアクセスを容易にするための境界標と矢印が設置された。
・淡水の泉;居住する人々が使用している泉を保護するための囲いが交換された。また土壌浸食を防ぐための土留めが設置された。
・「海賊の洞窟」;標識が交換され、訪問者用の安全のために本道のステップを整備した。
「アシロ・デ・ラ・パス」は、この島でもっとも魅了的な自然風景のみならず、ガラパゴス諸島への入植の歴史文化的なスポットでもある。

『新しいバードウォッチング歩道』         
2010年8月5日ガラパゴス国立公園ニュースより

ガラパゴスニュースサン・クリストバル島ラ・ロベリアの新観光歩道完成

サン・クリストバル島ラ・ロベリア(国立公園内観光サイト)に新しい歩道が完成。 国立公園事務局の指導のもと、地元大学生も関わった。砂浜から断崖のサイトまでは約800m。

観察可能なもの:
ヨウガンカモメ、アカメカモメ(エンビカモメ)アオアシカツオドリ、ナスカカツオドリ、グンカンドリ全般、ペリカン、フィンチ他 ・ウチワサボテン、スカレシア他 ・ウミイグアナ、ヨウガントカゲ他