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ガラパゴス諸島

ガラパゴス諸島情報

日本から約15000km離れた、赤道直下に位置するガラパゴス諸島。
天候から、見られる動植物、携行品など、ご旅行前に知っておくと便利な情報をご紹介します!

ガラパゴス諸島は、1535年にスペインの船がペルーに向かう途中、嵐に遭い流された結果発見されました。ガラパゴスにはこれと言った資源がなかったため、およそ300年の間どの国も領土を主張しませんでしたが1832年にエクアドルが領有を宣言し、入植を始めました。 エクアドルにとって、最もラッキーだったのはそれからわずか3年後にかのチャールズ・ダーウィンがガラパゴスを訪れたことでした。

進化論で有名なダーウィンは1835年、ガラパゴスに5週間滞在しました。
5年にわたるビーグル号での航海の中で、5週間の滞在は特に重要な結果をもたらしました。帰国後に収集し観察したさまざまな動植物の研究をすすめ、1859年に自然選択による進化理論「種の起源」を出版しました。ガラパゴスでの調査がこの理論着想の大きなヒントとなったため、ガラパゴスは以降世界中から大きな関心を集めます。しかし、本格的なツーリズムが始まると同時に環境破壊も深刻なものとなり、1978年には世界自然遺産第一号としてユネスコに登録されました。

ガラパゴスへの行き方

諸島内にはサンタクルス島とサンクリストバル島の2箇所に空港があり、TAMEとAEROGALの2つの航空会社がエクアドル本土から運航しています。クルーズ船の発着日に日程が合わせられているため、クルーズ船を確定すると自動的に手配した会社から航空券の手配・発行される仕組みとなっています。キト発のガラパゴス行きのほとんどの飛行機は、グアヤキルを経由しグアヤキルからの乗客を乗せガラパゴス諸島のバルトラ空港またはサンクリストバル空港へ向かいます。

荷物制限:
飛行機に預ける荷物は20kg までです。
重量超過した場合は、超過料金をお支払いください。

チェックイン:
チェックインは飛行機出発1 時間半前までに行ってください。
トランジットコントロールカード(入島管理カード)をINGALA のカウンターにて20US ドルお支払いください。
その後、ガラパゴス特別検疫システム(SICGAL)で荷物検査を行った後、初めてチェックインができます。

航空券:
航空券は全てEチケットとなっています。パスポートを提示すれば、航空券が発行されます。
不安な方はE チケットの控えをカウンターまでお持ちください。

入島税について

ガラパゴス諸島へ訪問する際、入島税を支払うことが義務付けされています。
税金はガラパゴス諸島の保護と改善の資金へとまわされます。
現金のみ受け付けておりますのでご注意ください。
12 歳以上の大人:$100USD
12 歳以下の子供:$50USD
国際学生証をお持ちの学生:$25USD

ガラパゴス諸島の旅行シーズン

ガラパゴス諸島はいつが行き時?

赤道上に位置するため、ガラパゴス諸島は海流による影響を受けており、それは諸島の天候にも影響を与えています。
それらが島々の気候を作り出しそれぞれの島で見られる固有の植物や動物に影響を与えています。
しかし基本的に気候は一年中どの時期でも快適といえます。

12 月~5 月:暑くまた湿気のあるシーズンです。なかでも3月は1年で最も暑いときと考えられます。
この時期花や植物が島々に咲き誇り、海水の温度もスノーケリングやダイビングに最適です。
6 月~11 月:この時期、気候は変化します。雨量が少なくなるため乾燥し、また寒くなってきます。
水温もかなり落ちますが、海の生き物は冷たい潮流を好むため、この時期が海の中の生き物を見るには最も適しています。

1月


雨季が始まります。
・島の鳥たちが巣作りを始めます。大体最初の雨が降った後です。
・エスパニョーラ島で大人のウミイグアナが華やかに色づきだします。(緑・赤や黒)
・緑ウミガメは産卵のためガラパゴスのビーチにやってきます。
・ガラパゴスリクイグアナはイサベラ島で生殖周期に入ります。
・水温・気温共に上がり始め6月まで暖かくなります。
・シュノーケリングに最も理想的な時です。

2月


海水の温度が最も高くなり25度にも達します。この天候は4月まで変わらず続きます。
・フロレアナ島でオオフラミンゴが巣作りを始めます。
・オナガガモが孵化期に入ります。
・ナスカカツオドリはエスパニョーラ島で巣作りの時期の終わりを迎えます。
・ウミイグアナがサンタクルス島に巣を作ります。
・バルトロメ島ではほとんどペンギンが見られなくなります。
(ほとんどが冷たい海水の流れに沿って西の方へ、若しくは上のほうに戻っていきます。)
・アオメバトの巣作りのピーク期に当たります。

3月


雨季の中でも最も降水量が多い時です。
・散発的な熱帯の雨、太陽は照りつけ、暑い時期です。気温は30度まで上がります。湿気も高くなります。
・ウミイグアナがフェルナンディナ島に巣を作ります。
・3月21日、年に2度の昼と夜の長さが全く同じになる日(日本における春分です)
夏の始まりを意味しエスパニョ-ラ島にガラパゴスアホウドリの到来を告げます。
・西の諸島でさえ海水は暖かくなりスノーケリングには最高です。
プンタ・ビセンテ・ロカはペンギンが熱帯魚とともに活発に泳ぎ回っています。
・いくつかの岸は北の潮流から来る大きな波が起こるためプエルトエガス、ガードナー浜、バルトロメ島での
ウェットランディングは時によっては難しくなります。
・スノーケリングする人は水の中に長期間いることが可能です。海の生き物はとても活動的です。

4月


雨季は終わる一方、島々は青々したままです。
ガラパゴスアホウドリの大群がエスパニョ-ラ島を訪れます。驚きの求愛行動がスタートします。
・ゾウガメの孵化の時期は終わりを迎えます。
・緑ウミガメの卵が孵化をし始めます。
・ガラパゴスリクイグアナの卵がイサベラ島で孵化します。
・スノーケリングする場合、水の透明度は高いです。
・おそらく、5月と共に、ガラパゴスにおけるベストシーズンにあたります

5月


ガラパゴスにおけるベストシーズンにあたります。
・ノースセイモア島でガラパゴスアオアシカツオドリが求愛行動を始めます。
・ガードナー浜やプンタ・コルムラントやプエルト・エガスではウミガメの孵化が見られます。
・ウミイグアナの卵のほとんどがサンタクルス島の巣から孵ります。
・パロサント(聖なる木)が木の葉を落とし始めます。
・エスパニョーラ島のガラパゴスアホウドリが卵を産み始める。
・クロコシジロウミツバメが巣作りのシーズンに入ります。

6月


・南の渡り鳥が北に向かって旅に出ます。ガラパゴスはそういう鳥たちの休憩の場所ともなっています。
・サンタクルス島のゾウガメは高地から低地へ最適な巣作りの場を求めて移動します。
・ゾウカメの巣作りのシーズンの始まりです。
・南東貿易風が戻ってきます。潮の流れは多少強くなり海の波はきつくなります。
・ノースセイモア島でアメリカグンカンドリの雄の赤い空気袋がたくさん見られます。
・赤道緯度まで移動していくザトウクジラの群れがエクアドルの海岸に沿って移動し、ガラパゴスにも訪れます。

7月


・エスパニョーラ島のガラパゴスアオアシカツオドリを始め海鳥の群れがとても活動的になります。
・ガラパゴスコバネウがフェルナンディナ島で美しい求愛ダンスや巣作りを披露してくれます。
・サンチャゴ島のプエルト・エガス浜を歩いたらアメリカミヤコドリの巣作りに出くわすでしょう。
・ヨウガントカゲが11月まで求愛ダンスを披露します。
・クジラやイルカがより見られるようになります。(特にイサベラ島の西の沖のほうで)
・ガラパゴスアオアシカツオドリの巣作りにおける4段階を見るには最高の月です。(卵・ひな・子ども時代・青年期)

8月


島々の地形によっても異なりますが、海水の温度はだいたい18度まで落ちます。
・エスパニョーラ島やサンチャゴ島でガラパゴスノスリの求愛行動が見られます。
・ナスカカツオドリやアカメカモメがヘノベサ島に巣を作ります。
・渡り鳥が到来し始め3月まで島々で羽を休めます。
・ゾウガメはサンタクルス島の高地へ戻っていきます。
・海は極めて荒れて、潮の流れは最も強くなり、南や西に面している岸は波のうねりが予想されます。
・アシカの出産時期が始まります。西や中央諸島で良く見られる光景です。

9月


1年で一番寒い時期です。
・気温は一番下がり19度です。
・ガラパゴスペンギンが驚くべき活動をバルトロメ島で見せます。
・5月ごろから、泳ぐ人やスノーケリングする人にとってはバルトロメ島が喜ばれるでしょう。
・アシカがとても活発です。メスは発情期に入り、ハーレムのように囲まれているオスたちは吼えたり戦ったりしています。
・海鳥たちのほとんどはまだ巣作りに励んでいます。

10月


・岩サギが3月まで巣作りをはじめます。
・ガラパゴスオットセイ(アシカの一種)は求婚期に入ります。
・ガラパゴスアオアシカツオドリはエスパニョーラ島やイサベラ島のプン・ビセンテ・ロカの至る所でひなを育てています。
・天気は毎日晴天というわけではありません。西の諸島を除いてほとんどの島がガルア期に入ります。
西の諸島ではほぼ毎朝霧が発生しますが日が昇ったら数時間もしないうちに霧は消えてしまいます。
・ガルアが西方諸島の火山の一部分を覆った後の西の日の出はとても美しいです。
・山の頂はくっきりしていますが、海岸線は低く横たわった霧に覆われています。

11月


・諸島の東部ではアシカの繁殖が盛んに行われています。
・クロアジサシの子育ての時期です。
・数種類のくらげが島の周辺で見られます。
・カツオノエボシ(毒を持つ電気くらげ)はガードナー島やトルトゥーガ島辺りに生息しています。
フロレアナ島のフロア浜に打ち上げられていることもあります。
・クロコシジロウミツバメが2度目の巣作りの時期に入ります。
・海は穏やかで、南東貿易風は強さを失います。水温は少しずつ上がってきます。
・季節の移り目は大体素晴らしい天候が続きます。
・スノーケリングする場合海水は透明感があります。
・アシカの子どもが(特にチャンピオン島で)スノーケリングしている人たちの横を泳ぎまわります。
ここのアシカの子どもは好奇心が強くシュノーケリングしている人のフィンを少し噛んだりもします。
平均で3~4ヶ月のアシカの子です。

12月


・ゾウガメの卵の孵化が始まります。4月まで続きます。
・緑ウミガメの求愛ダンスを見られます。
・雨季が始まります。乾燥していた全て植物が葉をつけだします。ガラパゴスが緑づいてきます。
・ガラパゴスアホウドリのひなが一人前になります。

持ち物リスト

  • シャツ、ブラウスなど
  • 半ズボン、長ズボン、下着類
  • スポーツシューズ、サンダル
  • ウィンドブレーカーなどのジャケット、羽織るもの(夜は冷えることがあります。)
  • シュノーケル道具(クルーズツアーに参加する場合は、船内でレンタルすることもできます。)
  • 水着、帽子、日焼け止めクリーム、サングラス
  • 防水カメラ・カメラ、予備のメモリーカード
  • 常用薬、船酔いされやすい方は酔い止め薬を持参されることをお勧め致します。

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