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パタゴニア

氷河と湖の風の大地

- 氷河と湖の大自然へ パタゴニア -

チリ側パタゴニアといえば、トレッキング! 毎年10万人以上の登山愛好家が世界中から訪れます。 
スールトレックでも人気のこのツアー、壮大で偉大な自然を、肌で感じることができます。

チリとアルゼンチンにまたがっているパタゴニア地方は、パタゴニアパタゴニア南米大陸の南緯40度以南の地域をさします。太平洋側のチリ領パタゴニアは、多雨冷涼なフィヨルド(峡湾)地形が複雑に入り組み、山や湖、氷河など変化に富んだ風景が展開します。
この複雑に入り組んだ地形により、パタゴニアでは天気予報は意味がない、一日に様々な天気がくると言われています。スケールの大きい力強い自然が果てしなく広がり、大自然を「体感」できる場所です。

この巨大な大地パタゴニアには多くの野生動物が生息しており、特にパイネ国立公園では彼らが手厚く保護されています。最も代表的なラクダの仲間のグアナコから、キツネ、ウサギ、スカンク、そしてチリで力の象徴としてコインに刻まれている、コンドルを見ることができます。またパタゴニアはいつも強い風が吹いているため「風の大地」とも呼ばれますが、この風が作り出すさまざまな形の笠雲は見所のひとつです。

パタゴニアのベストシーズン

パタゴニアは南半球にあるため、季節は日本と逆になります。6~10月は冬で、7~8月は真冬です。
冬期はとても寒く、日が短いためツアーも少なく最少催行人数が2名様からとなります。
また、ハイシーズンは公園内レストランでの昼食になりますが、冬季は営業しておりませんので、ボックスランチを持って行くことになります。 
パイネツアーは冬季も催行されておりますが、その他のパタゴニアのツアーやバスの運行は限られているので、冬季に旅行をお考えの方は事前確認が必要です。

パタゴニアを訪れるには、11~5月の夏の時期をお勧めします。
夏は日が長く午後22時ころまで明るいので一日を有効に使え、ツアーも多いので満喫できるでしょう。

パタゴニアの見どころ

パイネ国立公園(Parque Nacional Torres del Paine):

南パタゴニアで最も知られた観光名所。面積2400km²(佐賀と同じくらい!)のこの巨大な公園は、山々、湖、氷河が非常に美しい自然公園です。
入園料はハイシーズンで15000チリペソです。
※便、値段はその時によって変動いたしますので、事前にお問い合わせください。

 

トーレス・デル・パイネ(Torres del Paine):

国立公園を象徴する3つの岩峰。パイネの塔」という意味を持ち、南から、デ・アゴスティーニ峰(2,850m)、セントラル峰(2,800m)、モンチィーノ峰(2,700m)です。1200万年前に隆起してできた岩山で長い年月をかけ氷河などに削られ今の形になりました。この3本の岩峰をWの文字のようにトレッキングするコースは有名です。(4泊5日が主です。)

 

パイネ・グランデ山(Cerro Paine Grande):
パイネ・グランデ山はパイネの最高峰で標高は3050メートルです。
エメラルドグリーンの湖に移るパイネ・グランデ山は絶景です。

 

サルト・グランデ(パイネ大滝/Salto Grande):

上段のノルデンキョルド湖(Nordenskjöld lake)から下段のペオエ湖(Payne lake)へと、
圧倒的な水量で轟音を立てながら流れ落ちてくる大迫力の滝です。

 

グレイ湖(Lago Grey):

グレイ氷河は、世界第3位の広さを誇るパタゴニア大氷原の一部であり、パイネ国立公園を代表する最深500mの湖。
グレイ氷河がもたらす青い氷が湖面を覆う神秘的な風景は必見です。

 

ミロドンの洞窟(Cueva del Milodon):
ミロドンとは300万年前に現れ、およそ1万年前に絶滅したと言われる巨大なナマケモノの仲間と言われています。
1895年にこの洞窟の中から骨や皮が発見され、そのときにこの動物をミロドンと名づけたことからこの洞窟の名前の由来となっています。

拠点の町・プンタアレーナス


プンタ・アレナスとはスペイン語で砂の岬という意味です。
人口12万人のチリの最南端の都市です。マゼラン海峡に面していて、古い歴史的な建物が並びます。マゼラン海峡周辺にある氷河や、動物を見ることができるほか、南緯55度である世界最南端のプエルトウィリアムス村を観光することもできます。

 

ブラウン・メネンデス博物館(Museo Braun Menéndez):

19世紀後半、太平洋と大西洋を行き交う船舶でにぎわったプンタ・アレナスで、莫大な財を成したオーストリア人の富豪ホセ・メネンデスの旧邸宅を改装した博物館です。館内は、2つの分野に分かれ、一つはメネンデス一族が収集した肖像画や家具、遊具などが展示され、もう一方では、プンタ・アレナスに西洋人が入植した当時の様子がパネルや模型で展示されています。

 

パタゴニア博物館(Museo del Reserdo del lnstitute de la Patagonia):
植民地時代に港と町の間の輸送に使った小さな蒸気機関車や、薪で走らせるクラシックカー、建設工事に使ったリフト、当時の面影を偲ばせる木造の建物などが展示されています。

 

ゾナ・フランカ(Zona Franca):
都市から北に3.5kmにいったところにある免税店街エリアです。ここにはお酒、タバコ、香水などはもちろん、電化製品、輸入食料品、衣料品、カメラ、フィルム、寝袋などキャンプグッズから大きなものは車まで、ありとあらゆるものが揃っています。旅の途中、何か必要なものがあったらここで揃えましょう。

 

オトウェイ湾ペンギン保護コロニー(Proteccion de la Pinguinera Seno Otway):

プンタ・アレナスから車で1時間半ほどのところにあるマゼランペンギンの営巣地。
11月から2月の繁殖期には、約3,000羽のマゼランペンギンが集まり、子育てをするペンギンたちを見学するツアーが人気を集めており、愛嬌ある仕草を間近に見ることができます。また、営巣地近くの草原ではパタゴニア特有の、ダチョウに似たニャンドゥやキツネの姿を見ることもできます。

プンタアレーナス周辺の見どころ

世界最南端の村、プエルトウィリアムス -(Puerto Williams in Isla Navarino):

西洋人入植以前の先住民ヤーガン族の末裔が暮らしていることでも知られる世界最南端の村です。
プンタ・アレナスから飛行機(航空会社:アエロビアスDAP)で1日1便、船(船会社:Transbordadora Austral Broom)だと
フィヨルド、氷河、雪に覆われた山を望みながらの約34時間のクルーズツアーになります。

 

-アエロビアスDAP(Aerovías DAP)スケジュール-

プンタアレナス → プエルトウィリアムス所有時間:1時間15分
運行日:月曜~土曜
プンタアレナス発 → プエルトウィリアムス行き:午前10時
プエルトウィリアムス発 → プエルトウィリアムス行き:午前11時半

*天候や季節によって、スケジュールは変わる可能性がございます。
また値段も季節によって異なりますのでお問い合わせください。

 

プエルト・ナタレス(Puerto Natales) :
アルゼンチンの国境間近の人口2万人の小さな街、プエルト・ナタレスは、パイネ国立公園の観光基点の町として知られています。半日もあれば街中を散策できます。その際には湾岸沿いを散策してみるとよいでしょう。プエルト・ナタレスからパイネ国立公園までは、車で約3時間です。